「+1(プラスワン)vol.3」

「月とキャベツ」「地下鉄(メトロ)に乗って」「真夏のオリオン」等々

数々のヒット作を作り続けていらっしゃる篠原哲雄監督には

映画「+1(プラスワン)」に3回連続して参加して頂いてます。

 

 

 

第1弾では「OUT THE POOL」という作品を

第2弾では「悪意」という作品を撮って頂きました。

 

この2作品の脚本を担当して頂いた吉田浩太さんが監督された映画

「お姉ちゃん、弟といく」が6月19日から池袋のシネマロッサでレイトショー公開され

 

6月20日、21日には「悪意」が

6月27日、28日には「OUT THE POOL」が同時上映されます。

 

この機会に是非ご覧下さい。

 

 

 

吉田浩太監督ブログ
http://ameblo.jp/yurkonoaromablog/entry-10558274141.html

 

シネマロッサ
http://www.cinemarosa.net/index.htm

2010.06.19 16:24 | ワークショップ | Trackback | Comments

「+1(プラスワン)vol.3」

映画「+1(プラスワン)vol.3」の予告編です。

 

http://www.youtube.com/watch?v=qv9f8DLvP5I

 

映画監督の松永大司さんに作って頂きました。
是非ご覧下さい。

 

監督の新作ドキュメンタリー映画「Pyuupiru2001-2008」も今年の秋 ユーロスペースで公開されるそうです。

 

ドイツ、スペイン、フランス、オランダ等の世界各国の映画祭に招待されている作品です。

 

今後の活躍が期待される監督です。

 

2010.06.12 17:48 | ワークショップ | Trackback | Comments

「+1(プラスワン)vol.3」

ワークショップで短編映画を作ってます。

 

日本映画を代表する監督達が、
ワークショップで集まった俳優達と一緒に
4日間かけ 1シーンを練り上げ、
そのメンバーの中から更にキャストを選抜し、
なんの制約もしがらみもなく、
ゼロから純粋に作品作りだけに向き合って完成した短編映画です。

 

「+1(プラスワン)」というタイトルで、
4年ほど前から短編映画集として劇場公開をしております。

 

今年もその第三弾を「+1(プラスワン)vol.3」として、
東京はユーロスペースで7月3日からレイトショー公開が決定、
さらに大阪シネ・ヌーヴォにて公開することになりました。

 

山川直人監督、冨樫森、篠原哲雄監督、熊切和嘉監督の計4作品です。

 

監督のアイデアをもとに、
「ワークショップ」という“創作工房”で監督と俳優達によって練り上げられていく全くオリジナルの作品は、
商業映画で作られる監督の作風とは異なり、
より自由で大胆な発想で作られた究極の短編映画集となりました。

 

傑作です!!

 

2010.06.3 20:55 | ワークショップ | Trackback | Comments

ワークショップ③

1月、2月、3月と続けて3本、利重剛監督にワークショップをやって頂きました。
4日間で行われる「俳優・ワークショップ」と少人数制で俳優技術スキルアップの為に6日間かける「チューン・アップ ワークショップ」、そして5日間の日程で映画のストーリー作りをする「物語つくりのワークショップ」です。

 

俳優・脚本家としても活躍されている利重剛監督は俳優の為のワークショップの中でも様々な顔を見せて下さいます。

 

俳優達に対して映画監督としてのアプローチはもちろん、先輩俳優としてのアドバイスもあります。
ごくごくたまにボーナス的に実際参加者と共に演じて頂けたりします。
するとたちまち1シーンが見事に成立します。
そういう時には私も完璧に単なる観る側として楽しんでしまいます。

 

演技におけるリアクションの重要性はよく言われることですが
利重監督はそのリアクションを誘うアクションを巧みに仕掛けられます。
するとそれを受けた参加者は今までにないくらい、上手に落ち着いてリアクションをしたりします。
そうなると結局仕掛けた利重監督も引き立ってきます。
結果シーンとして何層にも深みのあるモノが出来たりするのです。

 

さらに、利重監督がリアクションされる際には、時に思い切り大胆な動きをされることがあります。
「あ、この人はこんなことをするのか」という一瞬極端なところまでふりきりますが、

 

もどったところの着地点はぶれません。
だからその人物が、かいま見せる一瞬の顔として人物に対して興味とさらに推測が働き、

 

そしてその人物自体が非常に魅力的にみえてきます。

 

そういうことが、ごくごく自然にさらっと出来る俳優が重宝されるんだろうなぁとしみじみ考えます。

 

そして利重剛監督のアドバイスとしてよく仰るのが『うろ覚えの勇気』。
自分自身でやり切った感のある演技ほどひどいことはなく、「あれでよかったかなぁ」と思っているぐらいの時が
丁度いいらしいのです。
具体的なシーンが想起され実に笑える話ですが、でも実際観る側としては押しつけられる演技よりも
自分の想像力がかき立てられる演技の方が、はるかに面白いと感じるのだと思います。

 

 

これはやはり利重監督にお願いしている「物語つくりのワークショプ」に繋がります。

 

このワークショプは利重監督のご提案で始まりました。今回で7回目です。

 

 

お茶やお菓子をつまみながら、人をひきつけて止まない『物語』とは何か?ということを参加メンバーで話し合いながら映画のストーリーを作り上げるという『試み』のワークショップです。

 

参加するのは実に色々な方達です。脚本家やプロデューサー、俳優、モデルだけではなく、学生さんから まったく映画とは関係のない仕事をされている方までもいらっしゃいます。

 

このワークショップでは一人の作業としてストーリーを煮詰めていくのではなく、数人で自由に思いつくままに映画のストーリーを語っていきます。ここには何の縛りも制約もありません。

 

映画のストーリーもやはりある結末に至る為に意図的に展開されていくものより、少々辻褄があわなくてもドンドン展開していく方が、この先一体どうなるのだろうかとはるかにワクワク、ドキドキするものだなとあらためて実感します。

 

どうやら観る側は映画のストーリー全体よりも、その過程におけるその時々の登場人物の感情を想像して心を揺らし、さらには勝手に物語を膨らませることまでをも楽しんでたリするようです。

 

「ものすごく好きな映画」であっても映画の結末を覚えてなかったりしませんか?
映画を見直してみて「あれ、あのシーン、ああじゃなかったんだ」とか、もっといくと、「あのシーンはなかったんだ。勝手に自分が作ってたんだ」なんてことありませんか?

 

そんなことを「物語つくりのワークショップ」で話していたりします。

 

参加者みんなの力で作り上げられたストーリーの数々は、現在コツコツとデータベース化しています。
まもなく皆さんにお目に掛けることが出来るようになると思います。

ワークショップ②

1月,2月にかけて弊社で初めての試みとして「最先端映像ワークショップ」を開催しました。
CMやコンピューターグラフィックスの世界で活躍されている尾小山良哉監督に担当して頂きました。

 

監督が作るTV CMの映像はみなさん結構目にしていると思います。
最近では『ヴィダルサスーン』の髪が優雅にたなびく絢爛豪華な映像や、『パナソニックのビエラ』の街を疾走するF1のCM演出等がテレビで見られます。

 

CMやCGのクリエーター達は発注者に対しプレゼンテーションし、仕事を勝ち取ることにより
はじめて実際の映像を作ることに至るわけですが、その段階では具体的に完成された映像はまだ監督の頭の中だけにしかありません。しかし、そこに企業は広告宣伝費として何千万円も掛けたりします。
ですから、クリエーターにとってゼロの状態からイメージを膨らませていき実写と融合させ新たな世界を築き上げる作業は常にセンスとか才能とかを非常に厳しく問われる状況に置かれます。

 

そういういわゆる最先端な映像において、クリエーターは俳優に対して何を求めるか?

 

監督が言うには「俳優にも表現者としてそこに居て欲しい」ということだそうです。
もし監督の指図だけでしか動かない俳優なら、CGで人間の形をしたモノを造ればいいわけです。

 

では、どうすべきか?俳優は仮想空間の中、何をよりどころにして、そこに居れるのか?
それは「自分自身が持つオリジナリティに向き合う術を身につける」ということであると監督は言います。

 

尾小山監督のワークショップは表現するための技術を試すのではなく、自分のCOREを見出す方法を体系的に探る内容になりました。まずそれを見つけて、そこから多様に表現を広げていく。
まさにワークショップだからこそ、時間をかけて探ることが出来たのではないかと思います。

 

そしてそれは同時に、非常に緊張感のある最先端の映像世界で、センスや才能という言葉ばかりに左右されるのではなく、今現在生きている尾小山監督の処世術でもありました。

 

 

同時期に併行して、やはり弊社に初めて来て頂く森義隆監督のワークショップも開催しました。
監督はテレビのドキュメンタリーを数多く作っていらっしゃいます。

 

去年公開された映画『ひゃくはち』はそのドキュメンタリーの手法を用いて演出されました。
映画の終盤、主人公である高校野球部補欠部員2人のむき出しのドラマが見事にスクリーンに映し出されます。

 

ドキュメンタリーは対象となる人間のエッセンスを作り手が確実に汲み取り、再構成して完成される作品だと思います。そこにはもちろんテクニックが介在しますが、元来は人対人の真っ向からの勝負です。
森監督のワークショップは「インタビュー」という形をとって、人間を見つめるところから始まりました。

 

探っていくとやがては、そこにいる俳優は、そこにいる人として「魅力があるか?」というところに辿りつきました。
つまりその魅力こそが、そこに居るその人間の揺るぎないオリジナリティであり、リアリティであり、そしてそれこそが表現の核であるのだということが感じられました。

 

この2つのワークショップを通して、俳優というのはまず自らのオリジナリティを探り見つけだし認識することが大切なのだということを、あらためて考えさせられました。

 

それはごくごく単純に、今自分は何を感じ、何を考え、そして何を大切に思っているかということを自分自身に問いかけることであるのだと思います。

 

 

2009.03.5 10:05 | ワークショップ | Trackback | 1 Comment

ワークショップ

 はじめまして。アプレでワークショップを担当しています立石です。

 

さて、最近よく耳にするワークショップですが、どういう意味かご存知ですか?

 

本来は「作業場」や「工房」を意味する英語で、フランス語では「アトリエ」と訳されます。

 

そこから派生して分野や人によって、「ワークショップ」という言葉は様々なニュアンスで使われ、実は一言で定義するのは難しいですが、今、日本では主に「体験型の講座」という意味で広く使われています。

 

こういう意味でのワークショップはいわゆる先生と生徒という関係にある一方的な知識伝達のスタイルではなく、進行役が参加者の為に自発的に作業をする環境を整え、参加者全員が体験するものとして進められます。

 

アプレでは2003年から、所属している山川直人監督が「映像表現における俳優のためのワークショップ」を始めました。

 

監督自身も以前ロバート・レッドフォードが主催するサンダンス・インスティテュートのフィルムメーカーの為のワークショップに参加されたことがあります。
世界中から若い才能がシナリオを携えて集まり、それぞれが意見交換しあいながら作品を磨いていくというワークショップは非常に刺激的なものだったそうです。

 

その山川監督の経験をもとに、映画監督が中心となって映像表現における俳優のためになるワークショップをアプレは独自のスタイルで作り上げました。

 

現在のアプレの俳優・ワークショップの基本的な形は、映画監督が提示するテキストやシチュエーションを基に、プロアマ問わず参加した俳優たちが、それぞれ意見交換しながら4日間かけて1つのシーンを練り上げていくというモノです。
そこから年月を経て、さらに色々な形にアプレのワークショップは展開してきました。

 

このブログでは少しずつ、アプレのワークショップのことをご紹介していければと思ってます。